オブジェクト指向レス

http://homepage2.nifty.com/igat/igapyon/diary/2005/ig050402.html
私は最近は全然別のことを考えているのですが、不思議と近いところに
いるのかも知れません。


アスペクト指向とかメタデータをかじりながら、色々考えていくうちに、
オブジェクト指向の弱い点がいくつか見えてきました。
例えばログ。これはアスペクトの例題に使われるほどよく知られてますが、
他にも国際化対応の仕組み、シリアライズ、永続化なども、
オブジェクト指向では苦手(うまくいかない)と感じています。
理屈じゃなく、本能的なモノなのでうまく説明できません。
そう感じているのです。
strictfp, 今以外のUnicode, 多倍精度演算などもです。
それと、Event&Listenerの関係、Look&Feelの仕組みなども感じています。
これってGUIの根幹となっているところだから、GUIオブジェクト指向には向かない
かもしれないと思っているのです。


GUIはよくMVCパターンに従って開発します。
この中で、Modelはオブジェクト指向にマッチします。
なので、オブジェクト指向で開発するのはOKです。
Viewは、これはプログラムすべきでないと思っています。
ダイアログエディタで作れば十分です。ソースなんて必要ないのです。
最近は2wayが流行ってますが、私は魅力を感じてはいません。
VC++の*.rcやVBの*.FRMでいいのです。
問題は最後の Controller です。これがオブジェクト指向に向きません。
Commandパターンになっているからいいじゃないか?と思うのですが、でも納得できません。
何か別の書き方で書くべきじゃないかと考えています。
ではどう書けばいいのか?
まだ答えは見つかっていません。