育てる

最近気に入っている言葉があります。
それは、「育てる」です。
今はプログラムを「構築(Build)する」といいますよね。
昔は、プログラムを「書く」といっていました。
私が気に入っているのは、プログラムを「育てる」です。
「書く」というのはとても無機質な感じがします。
「構築する」というのは、何か制作意欲がわくような、そんな感じです。
「育てる」というのは「構築する」よりももっと愛着が感じます。
「構築する」はゴールがあってそれに向かって進んでいますが、
プログラムが動くのはゴールについたときです。
一方、「育てる」は最初からプログラムは動いていて、
それに徐々に機能を足しながら、大きくしていくイメージです。
微妙な感じがしますが、最後になって始めて動くのと、
最初から動いているのは全然違います。
また、ゴールがないというのも違います。
「構築」はそれができた段階で完成ですが、「育てる」はゴールがありません。
私は、この「育てる」という開発スタイルが好きなのです。
・・・なんて言ってみたい。